個人家電店の販売商材拡大作戦
●家電業界では大企業の価格競争が激化しており、個人店は相次ぐ売上減少、閉鎖に追い込まれている。
当『販促アイデア大全集』でも何度か個人家電店の事例は紹介してきたが、大手には真似のできないサービス、特別な品揃えで生き残っている店も増えつつある。
東京の小電気店を組織する電商ネットの販売スタイルが面白いのでご紹介したいと思う。
●「行き届いたサービスと接客という地域密着の良さを生かすことができれば活路はある」
として、デザインが優れた輸入家電や地方都市では手に入りにくい雑貨類を差別化商材として扱っている。
またさらにはベンチャー企業の個性的な商品を探し出し販売もしている。
例えば在宅医療機器を扱うベンチャー企業の在宅採血セットなど販売の際に説明を要する商材など、なかなか大手では取り扱いが難しい商品も取り揃える。
●ビデオ、CD業界の大手TSUTAYAやゲオなどはあ、書籍も取り扱い、その売上げを伸ばしている。
その理由としてお客の年齢層という共通項と共に、「情報」という各々の商品の共通項が挙げられる。
どういうことかというと、ビデオやCDを“借りる”ということは、その映像なり音楽という固形化されてえいない情報を得ることとなる。
書籍も同様で、物質的に形はあるが、お金はその中身(内容)を得るために購入する。
その点でレンタル店における書籍販売は非常に都合が良い。
話が少しズレてしまったが、同様に個人家電店においてもその取扱い商材に制限を設ける必要などない。
●電商ネットの社長は「ベンチャー商品のマーケティング拠点として、地域に信用がある電気店は役に立つはず」とも言っている。
特に個人家電店の強みとしては地域住人との距離にある。
そこで勝負をしなければ大手に飲み込まれてしまう。
また逆に地域に根ざした店が実現できれば住人の生活部分全てに関与できる。
なぜなら家電は我々消費者の一般生活に欠かせないものだからだ。
販売商材の拡大も一つの生き残り策なのかもしれない。
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■□■ 総括
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●百貨店のバイヤーと話をしているとよく聞くことに「仕入れ業者との打ち合わせが多くて…」というものがある。
私はそういう話を聞くたびに「この人はバイヤーの本当の意味がわかってないな」と思ってしまう。
仕入れや業者との打ち合わせがバイヤーの仕事ではない。
本当に一般消費者が欲しいもの、買いたくなるものを探し出してくるのが本当の仕事であるはず。
そういう意味でも電商ネットのように様々なユニークな商材を探し出してくれることは我々にとって購買意欲が高まるのは間違いない。
通り一辺の品揃えではそう誰も振り向かない。











