主婦への間接アプローチ
●家の中で、主婦が財布のヒモをにぎっている割合は多い。
ということはつまり、主婦へいかに効率的な告知が出来るかが販促プロモーションの成否のカギともいえる。
今回紹介する事例は、主婦へ間接的にアプローチする方法。
主婦へのアプローチを直接的に考えると、スーパーやドラッグストアへ設置するフリーペーパーやチラシ、または化粧品店のサンプリングといったところが考えられるが、視点を少し変えると『主婦=子供を持つ母親』という図式に気付く。
●世の中に多数存在するフリーペーパー(無料情報誌)には、幼稚園とタイアップし、先生が園児に手渡しして家に持ち帰ってもらうものもある。
内容的には「母親と子供」に関する子育て的な情報や母親のみに焦点をあてた情報など。
実際に母親に手渡すわけではないのだが、現実的に園児たちがそういった類の情報誌を読むはずもない。
当然、ターゲットは母親となる。
●間接的に母親の手元に届くこうした子育て情報誌は、もう一つの効果も生む。
それは幼稚園で配られるという安心感。
街頭でなかば無理やり手渡される告知物と違って、そこには信頼感が芽生えるはずだ。
当然、出版社側も幼稚園とのタイアップをはかっている以上、その内容には細心の注意をはかりながら制作していることだろう。
この子育て情報誌での広告出稿をする企業業種としてはレジャー、教育、化粧品、通販、流通、食品関連が多いという。
●また、幼稚園とタイアップしている状況を利用して誌面広告以外のプロモーションを行っている場合もある。
例えば、広告商品のサンプリングキャンペーンを幼稚園内で実施したり、子供を乗せる自転車の試乗会を開催する、といった立体的な展開が可能となる。
当然、遊園地等のクーポン券を掲載することも可能。
効果を期待できない情報誌が多い中、幼稚園とのタイアップ情報誌は今、注目が集まっている。
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■□■ 総括
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●当然幼稚園側としても“場”を提供することである程度の収入を見込んでのタイアップとなるが一つだけ言えることはそこが教育の場である以上、悪い内容のものは絶対に配られないということ。
幼稚園・母親・企業の三者が健全な関係で販促プロモーションが進むというわけだ。
また情報誌制作側にも、一つのヒントが得られるだろう。
配布数や配布地域でのやみくもな広告奪い合い合戦よりも、本当に効果が得られる場所を探すこと。
そしてより良い誌面作りが今後は求められるだろう。











