広告とMAPの役目を果たす媒体

2003年01月07日号

●個人商店が次々に店を閉めていく一方で、そのシェアを拡大していっている巨大ショッピングモール。

一ヶ所で欲しいものが何でも揃うのでその利便性に人気が高い。

しかしそういったショッピングモールに一つ難を言えば、モール自体が大きすぎてどこにどういった店があるのか、特に初来店した人にとってはわかりづらいこと。

このわかりづらさを最近流行りのカード型広告媒体を利用して好評を得ているショッピングモールがある。

●よく街角で飲食店を中心とした名刺サイズのカードを設置しているボードを見かけると思うが、それをそのまま1つのショッピングモール内に設置した。

カードを入れるボックスは14ヶ所でカードボックスの中央部分にはモール内のMAPが掲載されている。

カードはもちろん誰でも自由に持ち帰ることができる。

表面には店のロゴとコンセプト。

裏面には略図MAPの他、営業時間やメールアドレス、電話番号といった連絡先が明記されている。

こういったボードがモール内の主要7ヶ所に設置されている。

●ここまでみれば簡単なことのようにも思えるが、カード型に至るまでには様々な試行錯誤があった。

当初はA5サイズのミニチラシを各店ごとに作成していたが飲食店以外には不評だったという。

結局、飲食店以外ではチラシで表現することがあまりないのだろう。

飲食店であればメニューをずらりと揃えるだけでもチラシの意味があるが、他業種ではやはり、店に来てもらって初めて商品の価値判断がしやすいことがあげられる。

そこで行き着いたカード型。

7ヶ所のボード以外にも店置きにも使用できるとあって客・店両方から好評だという。

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 ■□■ 総括

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●カード型広告の特徴は何といっても持ち帰りやすさにあるだろう。

しかしながら、実際にはカードを手にした場所から店はだいぶ離れた距離にあるなんてことも珍しくない。

速効性を高める意味からもこうした表現方法はショッピングモールに向いている。

もちろん、今なにかと騒がれている商店街にも導入してみる価値はおおいにありそうだ。

これが消費者の間で定着していけば「いつでもショッピング前にお得情報を入手できる店」というイメージが浸透していくだろう。

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