あなたが値段を決めて下さい
●ウィーンの美術館で、期間・時間を限定した上で来場者が入場料金を自分で決めるユニークなキャンペーンを実施した。
結果として来場者数は4〜5倍にふくれ上がった。
気になるのは来場者が支払った料金だが通常料金の9ユーロに対し平均2ユーロという数字が出た。
ただし、中には20ユーロ支払った人もいたという。
●「あなたが値段を決めて下さい。」
というキャンペーンは古くから存在するが、これは遊び感覚もあり面白い販促手段だ。
身近なところで考えるとランチの料金や、遊園地の入場料金などでの展開が考えられる。
ただし、先の美術館のように支払いの平均値は当然下回ることが予想されるので期間や時間、または対象者を限定した上で実施する方がいいだろう。
基本的に仕入れ率が非常に低いものやサービス業に向いているのではないだろうか。
●結果として収入は減ることが予想されるのになぜこのようなキャンペーンを打つのか?
これは“話題作り”としての目的を睨んでのもの。
認知してもらうことがその大きな目的となってくる。
実際ウィーンの美術館ではその後の入場者数が増えているという。
一年のうちで最も入場者数が少ない2月にこのキャンペーンを打つことで年間の売上げ目標が確実な線になったという。
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■□■ 総括
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●オープン記念なども同様の意味合いを持つが、まず考えるべきことは「とにかく自分の店を知ってもらうこと」。
知っている上で来客しないのであれば仕方がないが、多くの消費者が店の存在を知らない状況であれば、何よりもまずは認知してもらうことが重要なポイントになってくるだろう。
●消費者にとって価格が下の方に変動するのであれば、それは歓迎すべきこと。
居酒屋などでこの手のキャンペーンとして考えられるのが毎週月曜日などに限定し「飲食料金を自由に決めて下さい」キャンペーンというのも面白い。
最低金額ラインは設定しておいても構わないが、要は来客の少ない日時を来店促進キャンペーン日に当てるという考え。
その際に気をつけてほしいのは採算を充分に考えた上での実施をすること。
いくつかのシミュレーションを行った上でキャンペーン展開をしないと大ケガするかもしれない。











