売れてしまうネットショップ
●「女性客は来なくていい」という人気通販サイトがある。
サイト内に並ぶのは男性向け商品ばかり。
ライターや葉巻、万年筆といったアイテムがずらり。
月商は約300万円。
どうしたらこのような“売れるネットショップ”が運営できるのだろうか?
そのサイトを見ているとある1つのポイントに気付く。
●この経営者は学生時代からミニコミ誌を作ったり、元々同じ趣味を持つ仲間を集めるのが好きだったという。
もちろん今でも商品販売そのものよりコンテンツの作成の方が楽しいという。
このサイトは当初、葉巻の販売はしていなかったが元来葉巻好きの彼は、葉巻に関する面白いコーナーを作っていた。
それを読んだ読者から逆に「なぜ、葉巻を取り扱わないのか?」という問合せが殺到。
急遽、葉巻を追加アイテムとした。
●しかしこれらの商品は“よく売れる”商品とは決して言い難い。
ではなぜこのサイトはこれほどよく売れるのか?
実店舗市場をよく観察してみるとヒントが隠されている。
実際に“よく売れる”商品ではないライターや万年筆は、その理由から実店舗でも幅広く取り扱うあけにはいかない。
商品数も販売スペースも自ずと限られてくるわけだ。
また逆の視点からこれらの商品を見るとかなり種類が多くマニアたちの間でのコレクションアイテムとして、一つの大切な市場を作っている。
この2つの点からまさにネット販売が互いの弱点をカバーし盛況に至ったというわけだ。
●特に人気のある商品はジッポーだが、このサイトにはもう1つの面白い側面がある。
サイト内にアメリカのジッポーショップへのリンク集があるのだ。
もちろん紹介されてるサイトの中には、同サイトより安価の商品もいくつも見られる。
「これだけ情報化の進んだこの時代に今さら隠しても仕方ない」と割り切っている。
これは本当に消費者を第一に考えたサービスであるつもりが、ここでも逆に言葉や決済の問題を不安視し、結局多少高くても購入する人が多いという現象が起きている。
またこれらの情報を記載することで、より高い信頼感を得ることにも成功している。
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■□■ 総括
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●本当に消費者のことを考えて打ち出したサービスには消費者もまたそれを裏切るようなことはしない。
販売第一という視点でコンテンツを作成しても見る側にはそれを敏感に察知しるのかもしれない。
これはネットショップにしても実店舗にしても同じことが言えるだろう。
そこに“心”があれば消費者は画面を通してその温もりを感じるはずだ。











