テレマーケティング

2002年02月25日号

●販売促進の手段として最近見落としがちなものに「テレマーケティング」がある。

販促における脇役中の名脇役といったところか。

一般に映像や印刷物での販売促進といったものは消費者に必ず届けることは出来るが、必ず見て(読んで)もらえるとは限らない。

その点テレマーケティングは消費者と直接会話するので、“必ず”相手に情報を伝えることが出来る。

ただし、印刷媒体等と違って、そこに嫌悪感を感じる消費者が圧倒的に多い。

商品によりテレマーケティングが適するか見極めた上で実施した方が良さそうだ。

●テレマーケティングに適している事例を1つ紹介しよう。

自動車ディーラーのサービスとして1年に1回の定期点検を設け、その定期点検前と車検前に購入者への電話予約のセールスを行う。

「あと1ヶ月で車検の期限となりますが、ただ今ご予約いただきますとオイル交換を無料サービスさせていただきます。」

人間って、必ずしも必要でない商品を押し付けられると、ムッとしたりするものだが、あと1ヶ月で車検の期限切れという情報をもらうことで、なぜか押し付けとならなくなってしまう場合が多い。

「あっそうだった!」という具合に、必要ではあるが忘れていることが多いからだ。

●また、テレマーケティングはDMなどと併せて実施することでより大きな効果を生むことがある。

デパートの会員向けクローズド催事などのDMを送付したあとに、それぞれの客に合った商品紹介とともに

「ご案内を送付しておきましたが、今週金・土・日にいよいよ会員様だけの催事を催します。ぜひご来店ください。」

といったフォローの電話を入れるのだ。

これだけでかなり来店率は上がる。

無機質であるDMに少なからず注目してしまう。

またこのフォローは乱発せず要所での実施で

「デパートもこの催事にはかなり力が入ってるんだ。結構安いかも…」

と思ってしまう客も多い。

●よくDMは「せんみつ」なんていわれる。

1000通送って3通の反応があるということ。

反応率0.3%である。

せっかく郵送代の高いDMを送るのだから、比較的料金の安いテレマーケティングを併用するのは効果的かもしれない。

またテレマーケティングのメリットとしては短時間での効果が期待できる。

一度テレマーケティングを専門とした業者に説明だけでも聞いておくことをお薦めしたい。

ただし、あくまで消費者のプライベートタイムを利用した手法であるため、実施時間や告知内容の吟味は慎重に!

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 ■□■ 総括

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●こうのような事業もかつてに比べればだいぶ淘汰されてきた。

新しい通信手段として同様の効果を生むメールが普及してきたからだ。

ただメールにしても1つの文字情報であるためテレマーケティングほどの実弾的力を持たない。

またメールは、特に地方においてはまだまだ会員の確保が出来てないという難点がある。

デジタル化が進みすぎると必ずアナログ的手法が見直される側面がある。

販売促進における1つの手法武器として、テレマーケティングの準備だけはしておいていいと思う。。

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