雑誌付録
●コンビニや本屋に行けば所狭しと並べられている漫画雑誌。
週刊ものから月刊誌、少年向けから青年・少女向けとジャンルも豊富。
しかし漫画業界においても不況の波は押し寄せてきている。
若年層の活字離れは年々深刻化し、漫画の世界にも影響が出ているようだ。
これは、一般的にいわれる不況が原因かというとどうやらそうでもないようだ。
漫画を1つの娯楽として見た時、TVゲームや衛星放送など他ジャンルの娯楽の充実もあげられるし、なんといってもインターネットの普及による要因が大きいともいわれている。
「漫画を読まなくても他に楽しいことはいっぱいあるから。」といった感じ。
●そこで最近では売れなくなった漫画雑誌をどうにか“売る”ために各出版社にて面白い動きが出てきた。
漫画におまけをつけるのだ。
その内容は様々。
携帯ストラップをつけるものや、アイドルマウスパットなどの他にTシャツや次の号までいっしょにパックし1冊をおまけとして販売するケースも出てきた。
これは、今までにないサービスで実際よく売れているという。
その昔漫画雑誌といえば必ず別冊付録がついていたものだ。
9大付録付きなんて、1冊の本に9冊の別冊がついていたものもあった。
●某ファッション誌にて女性がつけるストッキングを綴じ込みの形で付録として販売した。
これは単なるサービスとしての付録ではなく実際の目的はサンプリングであった。
そしてここに3つの相乗効果が見られた。
ストッキングメーカーとしてはまさにターゲットとなる女性が購入する雑誌にサンプリングできたという点。
またファッション誌にしても今までにない形での出版による話題作りができたという点。
そして、購入者にとっても、1000円以上するストッキングが付録として付いて、雑誌の価格は600円である点。
まさに、どの方向性から見てもうまい具合にマッチングしたサンプリングの方法といえる。
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■□■ 総括
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●雑誌側から見ればどうにかして他誌との差別化を計るためのアイデアを探していただろう。
またストッキングメーカーにしてみればどうにかして狙い通りのターゲットにサンプリングしたかったと思う。
結果だけ見れば単純なことだが、非常によく考えられた方法だと思う。
このファッション誌を地方に置き換えると地元情報誌やフリーペーパーということになる。
これも種類は非常に多く、内容も結構似たものが多い。
いわゆるお店の宣伝ばかり。
特にフリーペーパーとなると広告収入だけで運営しているはずなので仕方ないところではあるが…。
しかし、こういった付加価値を同じ地元企業やメーカーに求めてもよいのでは?
「情報誌」と明記されているので手に取って見てみるが、そこには何の情報も存在しない。
いっそ「宣伝誌」とでもした方が見る方も気持ちがいいくらい。
他誌との差別化及び新たな収入源を求めて新たな付加価値を見出してほしい。











