安心できる無料レッスン
●牛丼業界も価格競争により、ランチタイムにはビジネスマンや学生で大盛況だ。
理由としては「安いから」となるだろうが、もう1つ人気の大きな理由がある。
「速い」ということ。
注文してものの30秒くらいで目の前に牛丼が並ぶ。
1日中過密なスケジュールで多忙を極めている日本のビジネスマンにとって「速い」は非常に魅力的だろう。
注文して、食材が並び、食べ終わるのに1時間かかる定食屋さんよりも、全てを15分程度で済ませられるのなら、残り45分で昼寝だって出来る。
この速さも実は商品の特徴として消費者の購入動機の大きな部分を潜在的に占めている。
●「時間はない、でも自分のスキルも磨きたい」というOLをターゲットに15分英会話無料レッスンも登場。
事前にホームページから無料レッスンの予約を申し込み、1日60人の定員で昼休みにあたる12時〜13時の1時間に実施。
(60人を4回入れ替えする)
これなら、時間のないOLやビジネスマンでも気軽に体験できるとあって評判だという。
●ここでもう1つポイントがある。
英会話教室に限らずカルチャースクールにしても、よく見かける「無料体験レッスン」なる表示。
これを見る消費者は率直に「無料か!うれしい!」とは感じないだろう。
入講を押し付けられるのではないか、という不安感を少なからず感じるはずだ。
そこで、そういう不安感を無くす作業も必要となってくる。
英会話教室の場合、無料レッスンの定員が60人と多い。
1人でポツンとレッスンを受けに行くほど心細いものはない。
それに対し、60人もいれば安心となる。
また15分という時間制限もそうした安心感を生み出しているといえる。
無料レッスンの際は、押し付け営業は一切行わないと明文化することをおすすめする。
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■□■ 総括
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●人間の心理とは難しいと思う。
「安心」は「信頼」へとつながり、やがて「企業イメージの向上」へとつながる。
牛丼業界にしても、英会話教室にしても、消費者にとっては「どの店でもたいして変わらない」業界ということになる。
言い換えれば「どこに行っても、そこそこの満足感が得られる」と認識している。
では他社との差別化は?
ここで生きてくるのが「企業イメージ」となる。
このボヤッとした得体の知れないイメージ像が結局は大きな指針になっている。
非常に難しいことだが客を絶対に裏切らない「安心感」を追求していくしかない。











