売れる電子商店

2001年12月17日号

●カニを中心とした海産物の卸問屋が電子商店をオープンし、売上げを伸ばしているという。

その人気の秘密は?

要因は2つある。

商品の安さと質の良さ。

サイト上ではほぼ卸価格で販売しているという。

約2kgのタラバガニが5000円程度で購入できる。

さらに水揚げされるたびにデータは更新されるので、商品・サイト共に鮮度が高い。

●サイト以外にも月2回のメルマガを配信。

そのメルマガは購入時に金券として使用できるポイント制を導入。

またメンバーの誕生日前1ヶ月間は1000円引き。

サイトにおいても日替わり企画として送料無料や、実物の大きさがよくわかるように商品写真にタバコ(箱)などを横に置いて撮影するなど気配りも充分だ。

また、サイトを通じて注文が入ると自動的に顧客データベースを作成、さらには宅配便の伝票が自動印刷される。

と同時に購買実績やポイントがデータとして蓄積される。

管理システムも万全の構えである。

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 ■□■ 総括

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●何といっても電子商店が繁盛する秘訣は“買いやすさ”“選びやすさ”そして“鮮度”だろう。

サイト上で商品を購入するわけだから、「外に出掛けたくない」「手間を省きたい」客がどうしても多くなる。

そこで、買いにくい状況であれば、客はワンクリックでよそのサイトへ移ってしまう。

商品写真の色にしても同様。

どうしても各々のブラウザー環境による色の変色は仕方ないにしてもなるべく実物に近い色調整が必要となる。

また絶えず(特にギフトシーズン)サイト更新をすることで、サイト全体における新鮮さをイメージ付けることが出来るだろう。

今見てるサイト上の商品は現市場価格と比べて高いのか、安いのか?という視点で客は見てる。

つまり、今朝自宅の新聞に折り込まれているチラシなどと比較しているのだ。

3〜4ヶ月前の更新日では価格帯においても不信感を与えることになりかねない。

●近年、電子商店から撤退している企業が多く見受けられる。

思った以上に効果が出ないことによる撤退。

一部では、ネット自体が商品販売に向いていないのでは、という声も聞かれる。

しかし同社のようなきめ細かさと万全のシステムがあればネットも捨てたものではない。

なにせ相手は一挙に全国になるのだから。

徹底したサイト作りが出来なければネットによる商売はやめたほうがいい。

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